テレビやYoutubeでも見かけることが増えてきた、ドローンから撮影された絶景。
個人で撮影や動画編集ができるようになれば、
趣味としても副業としてもアピールできる機会が増えます。
この記事では、絶景の中から山でのドローン空撮に絞ってご紹介します。
- ドローン飛行で気を付けたい航空法の要点
- 飛行許可を取る場合の申請先
- ドローン選びのポイント

【この記事を書いた人】
- 2021年10月ブログ開始。記事執筆数100本以上。
- サラリーマン。時々、ブロガー活動。
- 登山は日帰り~山小屋泊まで。富士山経験あり。
- Twitter:@Beyond-s16
ドローンは産業利用も期待されているので、
経験値を積めば、将来的に本業での転職で活用できるチャンスも広がります。
早速、見ていきましょう。
ドローンの空撮でどんな映像が撮れる?
ドローンでどんな映像が撮れるか、まずは見てみましょう。
山の周りだけでなく、空や眼下の街並みまで一望にできてしまう、
そんな映像が自分で撮れてしまいます。
飛ばすときは許可が必要?

200g以上のドローンは航空法で規制
そもそも、ドローンは自由にどこでも飛ばしてよいものなのか。
国土交通省の無人飛行機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルールによると、
次の2点に該当すれば、国土交通省に許可を申請せずにドローンを飛ばすことができます。
一つずつ見ていきましょう。
200g以下のドローンは模型飛行機扱い
ドローンやラジコン機などは、法律上では「無人航空機」と呼ばれます。
機体の重量が200g以上ならば無人航空機として、
200g未満ならば模型飛行機として扱われます。
航空法が取り締まるのは、重量200g以上の無人航空機が対象。
200g以下のドローンは許可の申請が必要ありません。
航空法が取り締まるのは、無人航空機の飛行に関する内容なので、
200g以下のドローンは許可の申請をする必要がありません。
150m以下の上空なら、申請は不要
ドローンには空港や外国公館の周辺など、飛ばしてはいけない禁止空域があります。
この禁止空域の中には「上空150m以上」が含まれます。
つまり、上空150m以下の飛行には国土交通省の許可は不要となります。
許可を取る時は国土交通省+林野庁の2か所の場合も
ここまで書いてきたように、
200g以上のドローンを飛ばす場合、150m以上の高さを飛行する場合には、
ドローンの飛行許可が必要です。
あなたがドローンを飛ばすときに注意しなければいけないのは、
国土交通省以外にも許可申請が必要な可能性があること。
例えば、ドローンを山で飛ばす場合。
山が国有林の一部であれば、
林野庁にも許可申請をしましょう。
林野庁への申請は、余裕を持って7開庁日前までが推奨されています。
ドローン選びのポイントは?

あなたがドローン選びで次のようなスペックを気にしているでしょう。
- 重量
- 連続飛行時間
- カメラの画質
しかし、最も見落としていけない機能は別にあります。
それは、動画がブレないドローンを選ぶということです。
ブレの少なさ
動画を撮れたは良いけれど、
ブレブレで景色が見づらい。
ドローンの空撮で、もっとも避けたいトラブルの1つですね。
航空法に規制されないドローンは機体が軽い分、
山の稜線から吹く風に煽られて、動画がブレやすい特徴があります。
キーワードは「ジンバル」
見分けるポイントとなるキーワードは
「ジンバル付き」
ジンバルとはドローンが傾いても、カメラが傾かないようにしてくれる機能。
Go Proなどのカメラとあわせて使われることも多いです。

写真のような形で、持っている手が傾いてもカメラが傾きません。
ジンバルも含めた機能を比較するには、
レンタルで入手しやすいドローンのラインナップをチェックするのが確実です。
アウトドア向けのGoProが格安でレンタルできるRentryなら、
ドローンのスペックが簡単にチェックできます。

ドローンは飛ぶ方向が変わる時に傾くことがあります。
傾いた時でも、カメラの映像は水平を保ってくれるので、視聴者にとってフレンドリーな映像撮影に向いています。
メーカーにこだわるなら最大手「DJI社」が候補
「はじめて買うドローンでよくわからない」
「実績のあるメーカーを選びたい」
そんなあなたには、DJI社のドローンがオススメです。
DJI社はドローン界の超有名企業。
中国・深センに本社を置き、民生用ドローンの世界シェアが70%とも言われています。
「Amazonや楽天で、販売ショップの比較や評価の確認が面倒」
という人は、正規販売店を利用しましょう。

最初はレンタルもアリ
「いきなり買っても、続くか分からない」
「いろいろなメーカーを試してから買いたい」
そんな時は、レンタルサービスを利用しましょう。
例えば、Retryのレンタルサービスなら3泊4日で約5000円から
ドローンの空撮をお試しできます。
200g以下のDJI社のドローンも取り扱っているので、
航空法の規制もクリアして、飛ばすことが可能です。

ドローンは転職にも使える
ここまで、ドローンを始めるあなたに向けて、気を付けるポイントや選び方をご紹介してきました。
ドローンなどの無人航空機は、趣味だけでなく産業としても使われようとしています。
つまり、ドローンの知識やスキルで、転職を目指すことができるのです。
ドローンなどの先端技術に特化したエンジニア転職の支援も立ち上がっています。
エンジニア転職支援に特化した「Kaguya」では、ドローンのスキルを活かせる求人を探すこともできます。
ドローンは災害現場やエンターテイメント分野での活用だけでなく、
物流などのサービスでも利用されようとしている期待度の高い技術です。
無料で登録できて、求人情報が見られるので、
登録だけしておくのもアリですね。

まとめ:「山」✖「ドローン」は注目度高
この記事では、山岳風景をドローンで撮影する時に
気を付けたい法律と申請、そしてドローン選びについてご紹介しました。
山でのドローン活用は、空撮だけでなく山岳救助や山小屋への物資運搬でも期待されています。
趣味や副業として、チャレンジしてみると、思わぬところでつながりが増えていきそうですね。
最後に、くれぐれも写真撮影やドローン操縦中も、落石などのトラブルには十分気を付けましょう。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
コメント