高尾山(たかおさん)は東京都にある標高599mの山です。
過去にミシュランガイドに掲載されたことで訪れる人が増え、メディアでも取り上げられることの多い一大観光地なのです。
歴史も古く2020年には東京都内で唯一、日本の文化庁から日本遺産にも指定されています。
この記事では、趣味が登山でない方でも楽しめる高尾山のスポットや、これから登山を始めたい人にオススメの登山コースなど高尾山の楽しみ方6選をご紹介します。
- 高尾山が有名になったワケ
- 高尾山を楽しむためのアイデア6選

【この記事を書いた人】
- 2021年10月ブログ開始。記事執筆数100本以上。
- サラリーマン。時々、ブロガー活動。
- 登山は日帰り~山小屋泊まで。富士山経験あり。
- Twitter:@Beyond-s16
高尾山の紹介
高尾山は東京都の西部、八王子市にある標高599mの山です。
最寄り駅は京王線の高尾山口駅で、新宿駅から最速50分ほどで行くことができます。
高尾山口駅行の電車も出ていますし、最近は土日祝限定で新宿駅からノンストップで行けるMt.TAKAO号という特別列車も運航しています!(※乗車券400円+座席指定券410円が必要です。)

2007年にミシュランガイドに富士山と共に紹介されたことで、日本国外からも観光客が訪れる観光スポットとして発展しました。
さらに、2020年には地元の方々の活動によって、日本の文化庁からその歴史的特色や魅力が認められ東京都で唯一の「日本遺産」にも認定されています。
「高尾”山”と言うくらいだし、登山用の道具がないと登れないでしょ~」と思う方もいるかもしれません。
高尾山には山頂まで登れる5つのコースが選べる他に、山の麓(ふもと)からケーブルカーやリフトで山の途中まで登ると、舗装された道だけを通って山頂まで行くこともできます。
夏に行くとスニーカーやサンダルで来ている方が多いくらい!
そして山の中腹にはグルメやパワースポットなど見どころがあるのも、高尾山の魅力です。
ここからはそんな「趣味=登山」じゃなくても楽しめるスポットなどをご紹介していきます。
高尾山のオススメの楽しみ方は全部で6つ
オススメ①:パワースポット薬王院へお参り!
「最近疲れた」とか「何かパワーが欲しい!」という方は、山の中腹にある薬王院(やくおういん)をお参りするのはいかがでしょうか。山の麓からケーブルカーに約6分乗り、下車してから歩くこと約20分、山の中とは思えない立派なお寺が薬王院です。

薬王院の中には2つの滝があり、一般の方も滝に打たれる修行体験ができます。月に3回、体験できるので興味のある方はぜひ!
ケーブルカーの運賃は現在は以下のようになっています。
大人 | 子ども | |
片道 | 490円 | 250円 |
往復 | 950円 | 470円 |
往復で買った方が、30円くらいお得ですね!ケーブルカーの切符は窓口か自動券売機で買うことができますし、SuicaやPASMOも使えます。運行時間は始発は8:00から、終電は季節によって17:30~18:30と変わります。帰りが遅くなりそうな場合は、駅で必ずチェックしましょう!

ケーブルカー以外の交通として高尾山にはリフトがあります。運賃はケーブルカーと同じで、ほぼケーブルカーとほぼ同じ標高まで連れて行ってくれます。リフトの乗車時間は約12分なので、天気や気温や心地良い時期に乗りたくなりますね。
オススメ②:山の自然の中でBBQ気分!
美味しいものが食べたい!という方は、高尾山ビアマウントでBBQを楽しむのも良きですね!
コロナ禍以前には、飲み放題のビアガーデン営業もしていましたが、現在はクラフトバーベキューを楽しむことができます。
そんなにたくさん食べない、という方は、名物「天狗ドッグ」もオススメです。高尾山には、天狗にまつわる伝説が多いことから、ホットドッグを天狗の鼻に見立てているんですね。ジャンボウィンナーが入って600円はお手頃価格なので、ぜひチェックしておきたいですね!
この他にも、ご当地の八王子ラーメンや夏はジェラートも楽しめるので、軽食からランチまで時間を選ばず立ち寄れるスポットです。
オススメ③:登山を楽しむなら、稲荷山コースか6号路へ!
登山を楽しみたい方には、麓から山頂まで森の中を歩ける稲荷山コースがオススメです。傾斜も比較的なだらかですし、鎖やハシゴを登るような場所は一切ないので初心者の方にも安心してチャレンジできます。
登山口はケーブルカーの麓駅の横にあり、山頂までのコースタイムは約90分です。舗装された道はないので、登山用の靴を履いた方が安心ですね!途中道幅の細いところもあるので、雨の日や足元が濡れている日は、気を付けて通りましょう。
もう1つのオススメルートが6号路で、多摩川の源流に沿って高尾山を登ることができるので、水の音が聞こえて涼しい気持ちになれます!
オススメ④:山ご飯を楽しむなら一丁平へ
山頂で楽しむ山ご飯を楽しみに、登山に行く方も多いと思います。もし、自分で調理するならば、高尾山の山頂はとても人が多いので場所に困ることもあると思います。
そんな時は、山頂から更に40分ほど歩いたところにある一丁平(いっちょうだいら)を目指しましょう。 一丁平は5~6人で囲めるデッキテーブルとベンチがあるので、コンロや登山用のガスバーナーを使って、料理を楽しむこともできます。

トイレも設置されているので、休憩スポットとしてもオススメです!
オススメ⑤:とにかく歩きたい時は奥高尾縦走路で陣馬山へ
とにかく登山道を歩きたい!という方は、高尾山から神奈川県の陣馬山(じんばさん)へ続く奥高尾縦走路にチャレンジしてはいかがでしょうか。
高尾山から一丁平を超えて陣馬山へ向かうコースは森の中の登山道を歩くハイキングコースです。秋ごろは森の紅葉に囲まれながら、夏は暑い直射日光を避けて自然を楽しむことができます。

奥高尾縦走路の注意点はコースがとても長いことです。登山道には標準的なコースタイムが約7時間(休憩時間は含みません。)と設定されています。秋・冬は特に日の入りが早くなるので、注意が必要です。
暗くなってからの登山は大変危険なので、必ず避けましょう。奥高尾縦走路では、陣馬山まで行く途中で下山できるコースがいくつも設定されているので、疲れた時や遅くなりそうな時は無理せず下山しましょう。
万が一暗くなってしまった時のために、登山の時はヘッドライトを持って行きましょう!
人気のヘッドライトとしてBlack Diamondシリーズがオススメです!
軽量で付けていて疲れにくい上に、ライトの点滅やビームの広さを切り替える機能もあって、キャンプや防災用にも持っておいて損がない1品ですよー!
ヘッドライトの他、まずは揃えたい登山道具は以下の記事で紹介しているので、あわせて読んでもらえたら嬉しいです!

疲れたら温泉に浸かって帰ろう!
「高尾山を満喫してちょっと疲れたな~」と思ったら、帰りに日帰り温泉に寄って帰るのはいかがでしょうか。高尾山口駅となりには、温泉施設があり、内湯だけでなく露天風呂まで楽しめます。
利用料金は平日と土日祝日/繁忙期料金に分かれています。
大人 | 子ども | |
平日 | 1000円 | 500円 |
土日・祝日 /繁忙期 | 1200円 | 600円 |
繁忙期には、年末年始、GW、お盆に加えて、高尾山の紅葉が見ごろとなる11月の1か月間すべても含まれているので注意が必要です。
露天風呂には、檜風呂や炭酸風呂などがあります。特に檜風呂は香りがとても良いので、立ち寄った時はぜひ浸かりましょう!
まとめ:季節を高尾山で大自然を楽しもう!
この記事では、高尾山の楽しみ方6選を紹介しました。 登山を楽しみたい方、山ご飯を楽しみたい方、そしておでかけスポットとして楽しみたい方、どんな方にも楽しめるのが高尾山です。 ぜひ、季節を問わず、一度はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ここまで、お読みいただきありがとうございました!
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