登山の荷物と言えば、レインウェアにウィンドシェル、食料に防寒着などなど。
全部持っていけば当然バテるのも早く、トラブルの危険もつきまといます。
安全で快適な登山を楽しむためにも、荷物の軽量化が大切です。
この記事では、登山装備を軽量化するメリットや、軽量化のために見直したいポイントをご紹介します。
- 登山装備を軽量化するメリット
- 軽量化のために見直したいポイント
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【この記事を書いた人】
- 2021年10月ブログ開始。記事執筆数100本以上。
- サラリーマン。時々、ブロガー活動。
- 登山は日帰り~山小屋泊まで。富士山経験あり。
- Twitter:@Beyond-s16
軽量化のメリットは2つ
そもそも、どうして登山で荷物の軽量化が大切か。
それは、次の2つのポイントです。
バテずに長距離行動できる
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荷物が軽いということは、それだけ足腰にかかる負担が軽減されます。
結果として、バテずに長距離の行動につながります。
身体の自由が増える
荷物が増えれば、増えた分だけ身体の自由も効かなくなります。
背中を重たい荷物が支配すれば、
「よもや、このくらいの段差で転ばないだろう」と思っているような
小さな段差でも、簡単にバランスを崩してしまいます。
荷物を減らすことは、
身体の自由に余裕を作り、安全確保の面からもベネフィットが増えます。
軽量化のために見直すこと
では、軽量化のために何をすればよいか。
この章で取り上げるのは、そんな軽量化のためのアイデアです。
軽量化は、絶対的な正解が決まっているものではありません。
1つの参考例として、見てもらえたらと思います。
ザックの容量をワンサイズ小さく
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ザックの容量をワンサイズ小さくすれば、荷物の量は必然的に減ります。
荷造りできる量が制限されれば、
必要不可欠なアイテムを選別せざるを得ません。
あえて持って行ける量に厳しい制限をかけると、
悩みは増えますが、軽量化には大いに役立ちます。
山を楽しむアイテムは削らない
注意すべきポイントは、山を楽しむアイテムは削らないことです。
荷物の軽量化は、山での行動にメリットをもたらす手段ですが、
登山のゴールは山を楽しむことです。
手段とゴールが入れ替わらないように気をつけましょう。
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私のケースですが、山で写真を撮るのが1つの楽しみなので
よほどのことがなければ、一眼レフカメラと登ります。
それだけ重量はアップしますが、
楽しみを削っては元も子もないですもんね。
グラナイトギアなら、荷物の量に合わせて調整可能
あなたの普段の登山が、日帰りから山小屋泊まで、日程も難度もバリエーションがあるなら
容量ちがいのザックを複数持っておきたいところ。
とはいえ、何個もザックを持てるほど、費用も保管スペースも余裕があるとは限りません。
数が限られているならば、
荷物に合わせて調整できるザックを選ぶと、登山行程に合わせたパッキングが簡単になります。
例えば、グラナイトギアのザック。
ショルダーがクリップで留められていて、
背面長と、ショルダー間の幅をカンタン調整できるグラナイトギア。
荷物の総重量に合わせて、ザックの調整ができる優れたベストバイアイテムです。
1アイテムを兼用する
登山用のアイテムは多岐に渡ります。
全部を揃えて持っていけば確実に荷物が重くなるので、
兼用できるアイテムを使いましょう。
例えば、ウィンドシェル。
風が強い日の防風ウェアとして活躍してくれるアイテムです。
ただ風が弱い日や、風の影響を受けにくいコースでは持って行っても出番がないことも。
そこで、レインウェアとの兼用を考えます。
GORE-TEXなど、特殊な素材で作られているレインウェアは、
防水性と併せて透湿性も兼ね揃えています。
雨風から身体を守りつつ、汗をかいてもウェアの外へ逃がしてくれるアイテムは
さまざまな悪天候シーンで兼用できますよ。
ウィンドシェル自体が軽いので、上の兼用例で劇的に荷物を軽くすることはできません。
ただし、こうした積み重ねが荷物の軽量化につながるので
コツコツと荷物を減らしていきましょう。
日帰り登山で試してみるのもアリ
兼用できるか迷う時は、余裕のある登山時に試しておきましょう。
例えば、何度も登って慣れている日帰り登山なら、アイテム選びを失敗しても、大きなダメージにはつながりにくい場合があります。
実際に山で試すことで、自分に合った兼用アイテムを見つけてみましょうね。
軽量アイテムに買い替える
登山用ギアの軽量化は、素材の研究開発によって年々進化しています。
購入から数年が経っているアイテムは、軽量なモノに買い換えられるか、チェックしてみるのも良いですね。
登山用品の場合、
同じメーカーから複数のラインナップが出ていることが多いので
ブランドと軽さを一緒に重視して買うこともできます。
例えば、セレクトショップならヤマップ公式通販 YAMAP STORE 。
スタッフが本当に良いと思えるアイテムをセレクトしているので
ブランドのかっこよさと機能性も安心して選べますよ。
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=3HMOV4+F4RNAQ+4URO+61RI9)
ULギアを使う
最後はULギアを使うことです。
ULとはウルトラライトのこと。
東京・三鷹のハイカーズデポ店主の土屋智哉さんによれば、
ULハイキングにおける装備の目安は次のようになります。
水、食料、燃料などの消費物を省いたバックパックの総重量10ポンド(4.5kg)以下。
Hiker’s Depot>ハイキングエッセイ(https://hikersdepot.jp/hikersnotes/773.html/)より
この装備の目安を満たすために、登山用具自体や食料の軽量化を目指したものが、ULギアになります。
もっとウルトラライトハイキングについて知りたいときは、土屋さんの著書がオススメですよ。
食料もフリーズドライで軽量化
装備だけでなく、食料を軽量化する工夫もあります。
例えば、災害用非常食としても知られる尾西食品のご飯。
石井スポーツなど、登山用品店の食料コーナーにも置いてあります。
こうしたフリーズドライ食料は、お湯で15分ほどで食べられるようになります。
缶詰等の固形食を持っていくことに比べて軽量化が図れるので、
縦走の時は心強いアイテムですね。
また、普段から備蓄しておけば、災害時の非常食にもなるので、
登山と災害対策の両方のために買っておくのもアリですよ。
まとめ:山の楽しみに合わせて軽量化を
この記事では、登山に行くときの装備軽量化のメリットや、押さえたいポイントをご紹介しました。
軽い荷物は山行の負担を減らしてくれますが、
楽しみまで減らしてしまわないよう注意したいですね。
快適に、より楽しい登山となることを願っています。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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