東京からアクセスの良い山と言えば、高尾山。
登山に慣れてきた人にとっては、1.5時間ほどで山頂についてしまうコースは少し短め。
もっと歩きたいという人には、縦走できる陣馬山がオススメです。
この記事では、陣馬山の見どころやアクセス情報をご紹介します。
【この記事を書いた人】
- 2021年10月ブログ開始。記事執筆数100本以上。
- サラリーマン。副業としてブロガー活動。
- 登山は日帰り~山小屋泊まで。富士山経験あり。
- Twitter:@Beyond-s16
陣馬山のアクセス
陣馬山(じんばさん)は神奈川県にある標高857mの山です。
高尾山から縦走していくことができる山ですが、高尾山の麓からは約15km。
登山に慣れている人の足でも6時間以上かかります。
夏至の前後など日照時間が長い時期以外は、縦走でアタックするのはオススメできません。
この記事ではJR中央本線の藤野駅からのアクセスを紹介します。
登山口の最寄り駅はJR藤野駅
JR藤野駅は、新宿駅から中央線で最速約70分。
登山口まではバスか徒歩で移動です。
区間 | 運賃 | 時間 |
(往路) 新宿駅-藤野駅 | 990円 | JR中央線-中央本線利用 約70分(高尾駅まで特快利用の場合。) |
(往路) 藤野駅-陣馬登山口バス停 | 180円 | 神奈川中央交通利用(時刻表) 5分 |
(復路) 相模湖駅-新宿駅 | 990円 | JR中央線-中央本線利用 約65分 |
藤野駅から陣馬登山口へのバスは、土日の朝8-9時台に1,2本しか走っていません。
「もっと早く登り始めたい」という人は、登山口まで歩いていきましょう。
舗装された道を約30分で登山口まで行けます。
目印に大きな石碑があるので、まず見落とすことはないはずです。
陣馬山の見どころポイントを3つご紹介
見どころポイント①:山頂の白馬像
陣馬山と言えば、最も象徴的なのが山頂のオブジェ。
元々は、現在の京王電鉄(当時は京王帝都電鉄)が観光地として売り出すために、建てたものだそう。
現在は、観光地とは言えないかもしれませんが、山頂の象徴として知られています。
見どころポイント②:山頂の眺望
標高1,000m以下の山には珍しく、山頂からの眺望が360°開けているのも陣馬山に登りたくなる理由です。
神奈川県の景勝地50選にも選ばれるのは、この眺望があってのことです。
見どころポイント③:エスケープルートが多い
陣馬山は、今回紹介した登山口のほか、陣馬高原下エリアや高尾山、生藤山からの縦走でも行けます。
言い方を変えれば、帰りは好きなところへ下山できるということです。
体力に余裕があれば、他の山を縦走して帰るもよし。
疲れきる前に、途中の峠から降りるもよし。
その日のコンディションに合わせてコースを組めます。
陣馬山から縦走できる山としてオススメは次の3つです。
高尾山
冒頭でも紹介した高尾山。
陣馬山から高尾山までのルートは、東京都環境局の指定する「関東ふれあいのみち 鳥のみち」に選ばれています。
「鳥のみち」の名前だけあって、生息している鳥類が多いびが特徴的。
暖かい時期には、鳥のさえずりを聴きながらハイキングを楽しめます。
生藤山
生藤山(しょうとうさん)は標高990m、陣馬山の山頂から約3時間で行ける縦走路です。
春先に生藤山に登ると、桜など春の花を多く眺めることができます。
お花見登山に行きやすく、登山客も比較的少ない穴場だと思います。
山頂の眺望は、陣馬山にはかないませんが、天気が良ければ遠く富士山を望むこともできます。
景信山
景信山は、陣馬山から高尾山へ縦走する途中の山です。
この時はガスっていて眺望がイマイチですが、天気が良ければ東京都心方面が開けて見えます。
フォトスポットとしてもオススメです。
おわりに
陣馬山周辺は都内からもアクセスが良く、日帰り登山に持ってこい。
多くの人がそう考えるため、時期によっては混雑が激しい日もあります。
人の多くない山で、登山を楽しみたい人にとっては、生藤山や三国山など、さらに駅から奥の山へ登るのもオススメです。
どこに登る場合でも、万が一に備えて安全登山の準備をしておきましょう。
当ブログでは、登山の準備やギア紹介も公開しています。
良かったら、あわせて覗いてみていってくださいね。
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