【登山の腕時計|アナログvsデジタル】アナログ-PROTREKとデジタル-LAD WEATHERを比較レビュー

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登山

登山用の腕時計、SUUNTO、PROTREK、LAD WEATHERなどなどたくさんのメーカーがあって選ぶのに困ることもあると思います。

この記事では登山用腕時計を選ぶポイントと、実際に使っているアナログ/デジタル腕時計をご紹介します。

使っている時計は購入から3~6年間、延べ50座以上の低山から富士山まで登る時に使ってみての感想になっています。

この記事でわかること
  • 登山用の腕時計選びのポイント
  • スマホじゃなくて腕時計を選ぶワケ
  • 普段使っている登山用の腕時計をレビュー

【この記事を書いた人】

  • 2021年10月ブログ開始。記事執筆数100本以上。
  • サラリーマン。時々ブロガー活動。
  • 登山は日帰り~山小屋泊まで。富士山経験あり。
  • Twitter:@Beyond-s16

登山用の腕時計の選び方ポイント

ポイント①:標高、気温、気圧etc. → 予算から欲しい機能を絞る

登山用腕時計には時間表示のほか、

標高、気温、気圧、コンパスなど、アウトドアシーンで活躍する機能が付いていることがあります。

そして付属する機能の数は、そのまま値段に直結します。

電池交換不要なソーラーバッテリー機能、海外の時刻にも対応しているの電波時計など、

気になる機能はたくさんあるので、

先に予算設定してから、機能を絞り込むようにしましょう。

ポイント②:日帰りor泊付き よく登る工程に合わせる

登山と一言で言っても、その難易度は様々です。

  • 日帰りか、山小屋泊またはテント泊するか
  • 標高はどのくらいか
  • 天候の変わりやすい季節か

山小屋やテント場までのコースタイムと自分のペースの差が気になるならば、

ストップウォッチ機能が付いていると測りやすいですし、

天候の変わりやすい季節ならば気圧計の機能があると、

いち早く天候の変化を測ることもできますね。

夜間に行動するなら見やすい文字盤選びを

夜間に行動する場合には、視認性の良さもこだわりたいポイントです。

ここで押さえておきたいのがアナログ時計とデジタル時計、どちらを選ぶかです。

デジタル時計は、時刻以外にも測定された数字が一度に見られるのが良いところですが、

時間を見ることに特化するならアナログ時計の方が一目で時間がわかります。

「いつ使うか、どの機能を使う機会が多いか」を考えるためにも、

普段の登山で多い行程をイメージしておきましょう。

ポイント③:デザイン性が合うか

価格や機能が満足でも、付けていてテンション上がるデザインかどうかは大事ですよね。

登山用のウォッチは耐久性や多機能性がある分、ゴツいサイズのものが多いです。

「体格と合わせたいから、大きすぎないウォッチを使いたい」

「登山以外のアウトドアや街歩きでも使いたいから、ゴツ過ぎないデザインが欲しい」

見た目に愛着が湧けば、山以外のシーンでも使えますし、何より長く使い続けることができます。

決して安いアイテムでは無いので、せっかくなら長く使えるウォッチ選びをしましょう。

ロゴス(LOGOS)

スマホと別に腕時計を用意するワケ

そもそも、「時間も標高もスマホで見れば良いよね」という考え方もあります。

それでも、腕時計を用意しておくメリットは

「スマホのバッテリー残量を気にする必要がなくなるから」。

スマホでGPS機能などを使えば、それだけバッテリー残量の減りも早くなります。

そして、予備の充電器を持っていけば、その分荷物が重くなります。

特に長距離を歩く登山では、数百gの違いが体力を奪うことになるので、

結果的に荷物を減らすことにつながるのです。

登山用荷物の軽量化のコツや、パッキング方法も当ブログで紹介しています。

よかったら、見て行ってくださいね。

アナログ | PROTREK PRWシリーズの使用感レビュー

ここからは実際に登山で使っている腕時計2つの使用感をご紹介していきます。

1つ目は、CASIOのPROTREK PRWシリーズの「PRW-5100」。

2015年ごろに購入したもので、既に終売。

現在は後継機のPRW-6100やPRW-7000が発売されています。

PROTREKは当初デジタル時計のみでしたが、2003年以降アナログ時計のラインナップが登場。

デジタル時計にはない直感的な視認性で現在もリニューアルバージョンに採用されています。

独自のトリプルセンサー機能で高度・気温・気圧・方位を測定可能

PROTREKシリーズでは、代名詞とも呼ばれているのがトリプルセンサー機能

磁気センサで方位、圧力センサで気圧高度、そして温度センサで気温を測定するトリプルセンサー。

価格は高くなりますが、登山中に気になるパラメータが一度に測定できるのがうれしいですね!

トリプルセンサーは、初登場した1994年以来、2回の世代交代を経ています。

現在は2013年から続く第3世代で、PRWシリーズの3,000番台以降はすべて第3世代のトリプルセンサーになります。

タフソーラー・電波時計で調整要らず

PRWシリーズはタフソーラーと呼ばれる太陽光充電機能を搭載しているので、

電池交換なしで使い続けることができます。

ソーラー電池もヘタっていくものですが、購入から6年経っても衰え知らずで使い続けられています。

また、電波時計機能を搭載&世界6局に対応しているので、海外でも自動で現地時間に合わせてくれます。

温度、標高誤差は高めに出やすい

トリプルセンサーは文字盤の側面部分に付いているそうです。

どうしても着けている腕から体温の影響を受けるので気温が高めに出てしまうようです。

秋ごろの登山でも、山頂に着く頃には25℃以上になっていたこともあるので、外している時に比べると高めに出やすいと思います。

標高誤差も高めに出ることが多いようでした。

富士山の山頂では標高表示が3,850mくらい。

立山連峰の主峰、雄山山頂でも3,100mくらいと+70mくらい高めに出やすい印象です。

上で書いた標高の数値は、補正をしていない場合です。

標高は手動で補正して現在の標高に合わせることができます。

登山口や起点となる駅など、標高がわかる場所で補正できればもっと精度は上がると思います。

手動で補正ができなかった場合でも、相対的にどのくらい標高を登った/下ったは読み取ることができるので目安としては使うことができますよ。

デジタル | LAD WEATHER SENSOR MASTERシリーズの使用感レビュー

2つ目は日本とアメリカで共同開発されたLAD WEATHER(ラドウェザー)のSENSOR MASTER。

LAD WEATHERのすごいところは何よりコスパ。

標高、気圧、温度、方位など、PROTREKと同じ計測機能を搭載しながら価格は1/3ほど。

日常使いしやすいデジタル表示は、アウトドアシーン以外でも着こなせる1本です。

標高誤差は登りは高く、下りは低く出やすかった

LAD WEATHERは使い始めてから2か所で標高誤差を確認しています。

出発地点の標高に手動で補正し、標高表記がある看板や山頂で比較しました。

時計の文字盤には上から、気温(℃)、標高(m)、時刻が写っています。

燧ヶ岳のマナイタグラ2,346mと比較して、+85mという結果に

1か所目は尾瀬、燧ヶ岳のマナイタグラ(標高2,346m)との比較。+85mとなりました。

尾瀬では標高誤差が-12m。

2か所目は翌日、尾瀬の鳩待峠に降りてきた時の写真。

前夜に泊まった山小屋で標高補正してから下山。

結果は、看板の標高に対して-12mという結果に。

2か所だけなのであくまで参考ですが、登る時は高めに、下る時は低めに標高が出やすい傾向でした。

次のマイルストーンまで遠い場合でも、「さっき確認したところからXX m登った!」と見える化できれば気持ちは楽になりやすいものです。

やっぱり標高表示ができると安心なことが多いですよ。

行動中のバッテリー切れに注意

SENSOR MASTERシリーズは電池式なので、バッテリーが切れてしまうとこの記事のトップ画のように何も映らなくなってしまいます。

行動中にバッテリー切れが起こらないか、出発前にはディスプレイを確認しましょう。

バッテリー切れ前は画面表示が薄かったりしやすいので、様子を確認しておきましょうね!

「毎回、フル充電で出発したい!」という人にはUSB充電機能の付いたシリーズが合っていると思います。

登山用というよりも、ジョギング/ランニング用で心拍計や速度計が付いている分価格が上がりますが、電池が無い分重さが軽くなります。

電池式→57g、USB式→43gなので、軽さを重視する人にとってもオススメですよ!

まとめ:あなたにピッタリの1本を探しましょう

この記事では、登山用腕時計の選び方とレビューをご紹介しました。

登山中に気になること、チェックしておきたいことは人それぞれです。

あなたにピッタリの一本が見つかるといいですね!

当ブログでは、登山を始める人向けに、まずは揃えたい道具5選もご紹介しています。

「靴やザックなど、まだ買っていないよー!」というあなたは、ぜひ一度読んでみてくださいね!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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