あなたが英語を使わなくてはいけない時、まず困ることは「単語が分からないこと」ではないでしょうか。
英語の勉強で英単語や定型表現を覚えることは、
リスニングやリーディングのスキル、
そして英文を書いたり、話す力にもつながります。
この記事では、私が「英語を勉強しなくては！」となった時に使った英単語帳「DUO3.0」の
簡単で効果的な勉強方法をご紹介します。
【この記事を書いた人】
- 2021年10月ブログ開始。記事執筆数100本以上。
- サラリーマン。時々、ブロガー活動。
- DUO3.0勉強で、1人海外&TOEIC730点超え。
- Twitter:@Beyond-s16
単語は英語の4技能につながるコアスキル
実用英語技能検定(英検)によると、英語には4つの技能があると言われています。
- 聴く(リスニング)
- 話す(スピーキング)
- 読む(リーディング)
- 書く(ライティング)
どの技能も、ベースとなるのは英単語を覚えることです。
知っている単語が増えると、あなたは次のことができるようになります。
- あなたが、話相手から言われた内容を、正確に理解できる。
- 文章に書かれている内容を、読み取ることができる。
- あなたが英語で表現(書く・話す)するときに、例えや言い換えを使いこなして、相手への理解を促すことができる。
言い方を変えれば、
「この単語って、いつ使うの？」を分かっていないと、
あなた自身が使いこなせる単語にはならないのです。
DUO3.0は例文で単語や熟語を覚える
英単語帳って、英語の単語がずーーーーっと並んでいますよね。
あなたも一度は、赤シートで日本語訳を隠して勉強したことがあるでしょう。
DUO3.0の特徴は、単語ではなく例文が並んでいること。
例文の下に、文中で登場する単語の意味が書かれているスタイルです。
最大の特徴は、実際に英語を使いたい場面で、
そのまま使える例文がたくさん載っていることです。
例えば、次のような例文です。
Excuse me. How often do the shuttle buses run to downtown?
(すみません。市街へ行くシャトルバスはどの位の間隔で走っていますか？)
この例文、使ったことがあります。
それも、海外に行って、空港に着いてすぐに。
単語の読み方がカタカナで書かれているので、
「読み方よくわかんないな・・・」と、
何となく読み飛ばす心配もありません。
単語だけでなく、次のような定型表現や、句動詞と呼ばれる熟語も広くカバー。
I’d like a word with you.
(相談したいことがあるんだけど。)
have yet to do.
(まだ～していない。)
この1冊をマスターするだけで、ボキャブラリーは爆上がりします。
DUO3.0の効果的な勉強法＝声に出して読む
最も簡単で、効果的な勉強法。
それは、声に出して読むことです。
余裕があるなら、文法構造にも注目して読みましょう。
繰り返し読むことで、いざという時に使える単語として、身に付きます。
DUO3.0はTOEIC730点が狙えるレベル
英語勉強の目標とされやすい試験として、TOEICや大学入試があります。
DUO3.0では、1冊で達成可能なレベルとして、次のスコアを挙げています。
- TOEIC → 600～780点
- 大学入試 → 偏差値58～65
- 英検 → 準1級
- TOEFL → 60～90点
TOEICで730点を超えると、就職活動や転職活動の履歴書に書ける程度。
つまり、世間的にも認められる英語力の水準に、わずか1冊の英単語帳の勉強で到達できるのです。
中の人も、DUO3.0の勉強を始めて、TOEICで740点を取れました。
DUO3.0が掲げる達成可能なスコアは、信頼できる数値です。
リスニングに特化した勉強には付属CDを利用
先ほども書いたように、私はDUO3.0の勉強でTOEIC740点を獲得しました。
意外に思うかもしれませんが、この点数にはウラがあります。
それは、ほとんどリーディングパートで点数を稼いでいるということ。
この結果は、DUO3.0が頻出ワードをカバーできている証明です。
一方で、リスニングパートには別の対策が必要とも言えます。
DUO3.0の例文で、リスニングパートを鍛えるなら、
付属版のCDが有効です。
DUO3.0には、基礎用と復習用、2つのCD音源があります。
基礎用は、英文をスロースピードとナチュラルスピードの2回流すので、
日本語と英語の意味を対応付けて覚えていくことに使えます。
復習用は、ナチュラルスピードの英文をどんどん読んでいくスタイル。
1冊分を60分間で読み切ります。
あなたがリスニングのトレーニングとして付属CDに期待するなら、
復習用が強力にサポートしてくれるでしょう。
DUO3.0一冊で海外も行けます
そもそも私がこの本を手に取ったのは、大学院生の頃。
私にとって初海外となる学会への参加が決まった矢先、急遽1人で行くことに。
英語力に自信がない私は、英語スキルアップに焦りを感じます。
渡航費も一部は自腹で、英語の勉強に費やせるお金も少ない。
毎月数千円のオンライン英会話ですら、支払いが難しい。
そんな時にDUO3.0を手に取り、文字通り、毎晩声に出して読み続けること約4か月。
いざ海外に行けば、電車の中で話しかけられても話はできたし、
空港やホテルでトラブルに巻き込まれるようなこともなく無事に帰ってくることができました。
この記事を読んでいるあなたが思い描く「英語ができる自分」になるには、
もっと別の勉強法が合っていることもあると思います。
しかし、1,500円以下のたった1冊の英単語帳でも、1人で海外を旅できる英語力が手に入るとしたら。
試してみない理由はないでしょう。
初海外で行った国、デンマークのこと。
そして、大学院時代のお話は他の記事で書いています。
興味を持っていただけたら読んでいただけると嬉しい限りです。
まとめ：英単語帳1冊で就活・転職から海外旅行まで！
この記事では、私が実際に使っていたDUO3.0という英単語帳についてご紹介しました。
単語でつまずいた、と思っている人にはもう一度英語を勉強し始める時に、楽しく使える1冊だと思います。
仕事や受験のためだけでなく、趣味や海外旅行の準備として、英語の勉強に役立ててくださいね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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