2023年1月の読書記録|

①いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい

1冊目は、ジュリア・キャメロンとエマ・ライブリー著、

いくつになっても「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。

60歳を超え、リタイアした人向けに「ずっとやりたかったこと」を見つけるための、

ワークを紹介しています。

ワーク①:メモワール

ワーク②:モーニングページ

ワーク③:アーティストデート

ワーク④:ソロウォーキング

ワーク①:メモワール

メモワールは、フランス語の「記憶」「思い出」の意味。

自分のこれまでの人生を振り返って、

大切にしていたこと、好きだったことを思い返すワークです。

これまでの人生を12分割して、1つの期間ごとに記憶を呼び起こします。

本の中では12週間に分けて、毎週記憶を呼び起こします。

36歳なら、3歳ずつの区切りを毎週、3か月間。

ゆっくりと、時間をかけて記憶を呼び起こす方が、

いろいろな関連した思い出をつなげることができて、良いみたいです。

もちろん、毎日やって、12日でもOK。

ワーク②:モーニングページ

モーニングページは、毎朝手書きのノートに今の自分を書き込むこと。

書く内容は、自由

自分が悩んでいる人間関係、やってみたいこと、行ってみたいところ。

ポイントは、ペンで紙に書くということ。

パソコンやスマホに入力するスピードは、

手書きに比べて爆速

思考をゆっくりとめぐらすことができません。

紙に書きだすことは、スピード感を抑えて

考えを整理しながら書けます。

もう1つのポイントは、朝起きてすぐに書くこと

自己肯定感が上がると言われるアファーメーションも、朝起きて行う方が

理性的な判断が鈍っていて受け入れやすいと言われています。

モーニングページも、早朝に書くと、自分の心にフタをせずに書き綴ることができます。

ワーク③:アーティストデート

アーティストデートは、体験してみたいことを挙げて、1つだけやってみること。

少しでも気になっていることに挑戦して、新しい世界を拓くためのワークです。

仕事を長く続けると、

「自分の専門以外のことをしてはいけない」

「初心者になって、人に教えを乞うのが怖い」

こんな思考に固まってきてしまいます。

アーティストデートで最も重視されるのは、

自分の「インナーチャイルド(内なる子ども)」の心を満たして挙げること。

インナーチャイルドは、上手い下手も関係なく、

自分が楽しいと思えることに没頭できます。

自分の心を満たしてくれる趣味・ライフワークは、

心の満足だけでなく、新たな人間関係やルーティンにもつながります。

ワーク④:ソロウォーキング

最後のワークは、1人で歩くこと。

家族や友人は、あなたにとってかけがえのない支えにもなりますが、

思考を広げる妨げとなることもあるのです。

あなたが自分の思いと向き合うために、

1人で行動する時間がソロウォーキングの目的です。

普段なら寄らないお店に立ち寄ったり、いつも通らない道に入ったり。

ちょっとした気まぐれがもたらす、新たな出会いが

メモワールを思い起こしたり、アーティストデートの始まりにもなります。

それぞれのワークが連鎖して、あなたにとって

「ずっとやりたかったこと」を思い起こし、実行に移す手助けにもなります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました