赤ちゃんが産まれて初めての外出は「お宮参り」。
そんなパパママさんも多いと思います。
この記事では、お宮参りの基本やパパママが押さえておきたい準備、
そして京都・下鴨神社でお宮参りする場合のオススメ写真撮影スポットについてご紹介します!
【この記事を書いた人】
- 2021年10月ブログ開始。記事執筆数100本以上。
- サラリーマン。時々、ブロガー活動。
- 子ども全員、下鴨神社でお宮参り。
お宮参り=生後30日前後で神社に参拝すること
そもそも、お宮参りは赤ちゃんが無事に生まれたことへの感謝を伝えること、
そして、今後の健やかな成長を祈るために神社を参拝することです。
古くからの習わしでは、
男の子の赤ちゃんなら生後31日目以降、
女の子の赤ちゃんなら生後33日目以降に参拝するとされています。
(参拝する生後日数の目安は、東京・八王子の子安神社のHPを引用しています。)
通常の参拝だけでもOKですが、ご祈祷をお願いすると宮司さんが祝詞(のりと)を上げてくれます。
普段は入れない神社の中に入ることができるので、
興味があるパパママはご祈祷もお願いしましょう!
「あやつこ」は家族が書く
関西や東北地方には「あやつこ」と呼ばれる風習があります。
平安時代から続くもので、おでこに漢字や×印を描くというもの。
関西では男の子ならば大きく元気に育つように『大』、
女の子ならばやさしく健やかに育つように『小』の字を書きます。
他にも、地方によって書く文字は異なるようです。
- 『×』や『+』や『犬』 → 元々書かれていた文字
- 男の子『大』、女の子『小』 → 京都、大阪、奈良など関西地方
- 男の子は黒、女の子は赤で『●』印 → 福岡など九州地方
- 桜の印 → 桜木神社(千葉県野田市)、富士浅間神社(群馬県藤岡市)
- 梵字 → 成田山新勝寺(千葉県成田市)
下鴨神社の場合、あやつこは宮司さんに書いてもらうのではなく、
パパママが赤ちゃんのおでこに書きます。
口紅と塗る用の筆を持っていくと便利ですよ。
おでこに書いたあやつこが、帽子に着かないように気を付けましょう!
写真を撮るなら久保田写真館かフリーランスのカメラマンさんへ
下鴨神社で撮影をお願いしたい場合、2つの方法があります。
1つ目は、下鴨神社と提携している久保田写真館へお願いする方法です。
久保田写真館は下鴨神社と唯一提携している写真館で、
境内の中で撮影用の縁台を組んで写真撮影もしてくれます。
七五三や結婚式のノウハウも豊富で、
参列者しか入れない葵殿の中で写真撮影を許可されているたった一つの写真館です。
もう1つの方法は、フリーランスのカメラマンさんにお願いする方法。
境内の中に台を持ち込んだり、他の人が入れないようなところでの撮影はできない反面、
フリーランスのカメラマンさんの方が、撮影してもらえる写真の枚数が3倍以上多いのが特徴です。
「スナップ写真がたくさん欲しい!」と思うパパママさんにオススメです!
我が家も今回はフリーのカメラマンさんへの依頼から検討。
「下鴨神社でのお宮参り撮影経験が豊富」というポイントに絞って、出張撮影ライフスマイルさんに依頼しました。
ライフスマイルさんの公式Instagramには、お宮参りのほか、七五三や成人式の前撮りなど、これまでの写真が公開されていますよ!
写真撮影は神社の境内で
この記事で下鴨神社をご紹介しようと思ったのは、境内の中の雰囲気がとてもよかったからです。
百聞は一見に如かず、こちらの写真をご覧ください。
お宮参り抜きに、一度は生で見てもらいたい。
そう思うのは世界遺産たるゆえんでしょうか。
下鴨神社の撮影スポットはもう1つ、糺(ただす)の森も押さえておきたいところです。
縄文時代からあったと言われる森で、現在も樹齢200~600年の木々が約600本も自生しています。
車などの音はほとんど聞こえず、朝方は人通りも少なくて神秘的な雰囲気です。
時間に余裕があれば、ぜひ撮影をお願いしましょう!
授与物が盛りだくさん
お宮参りでご祈祷してもらうと、ご祈祷終了後に授与物をいただきます。
安全祈願のお守りなどが一般的ですが、下鴨神社からの授与物はとにかく盛りだくさん。
家内安全や火・水関連のお守りから始まり、
ご供米、お食い初め用の縁起物。
さらにお食い初め膳用の食器に歯固め石まで合計8つ。
一緒にご祈祷してもらった七五三の子が、
千歳飴を手に「あっちの方がたくさんもらっているよ!!」と
パパママに言うほどの盛りだくさんでした(笑)
お食い初め膳には、お食い初めの由来や儀式の流れの説明もセット。
初めてのパパママにも安心です。
お宮参りで注意したいポイントは3つ
注意点①:授乳室・おむつ替え台があるか確認を
お宮参りにかかる時間は、写真撮影やご祈祷も含めると2時間以上になる場合があります。
赤ちゃんによっては、途中でお腹が空いて泣いてしまったり、
おむつ替えが必要となることもあります。
境内の中に授乳室やおむつ替えのできるトイレがあるか、確認をしておきましょう。
駐車場併設のトイレは、割と古めの設備。
個室に入る時は、ちり紙購入が必須です。
注意点②:産着の着せ方は事前に要チェック
赤ちゃんにかけてあげる産着を、レンタルで用意するというパパママさんもいらっしゃると思います。
前日までに産着が届くなら、一度着せる練習をしておきましょう。
当日、歩いているうちに、
帯がゆるんでずれやすいので、
着せる練習、直す練習は必ずしておくとスムーズですよ!
パパさん1人で着せるなら、こちらの動画が分かりやすいです。
我が家の場合、楽天でレンタルセットを依頼して前日までに送ってもらいました。
着物の色が赤・白・ピンクからおまかせで届きますが、
色の指定も可能です。
産着の色味を考えると、パパママはネイビーなど
合わせやすいコーディネートにしておくのがベターです。
自宅の他、ホテルにも送ってくれるので、遠方から来る人にも使いやすそうですね。
余談ですが、産着の帯には末広(すえひろ)という扇子を結びますが、
これ、とても落としやすいです。
我が家は撮影中に落としてしまって、探し回る羽目になりました。
(カメラマンさんに撮影データを確認してもらって、無事に見つかりました。)
帯がゆるんで着直しの時に落としてしまったので、
時々、落としていないか確認しましょう。
もし届かなかったら?
セットの中身が足りなかったら?
など、心配されるかもしれませんが、このレンタルサービスで
周りで困ったという話はまだ聴いていません。
安心して、お任せできると思いますよ。
注意点③:写真撮影とご祈祷、どっちが先が良い?
お宮参りの写真、せっかくならニコニコと笑う赤ちゃんと一緒に写りたいですよね。
オススメは、先に写真撮影→ご祈祷の順番です。
写真撮影の前に授乳やおむつ替えを済ませておくと
赤ちゃんがご機嫌で写真撮影できる可能性が高いからです。
と、こんなことを書いていますが、実際にやってみると、
お腹いっぱいになった赤ちゃんが撮影中ほぼ寝ていて目の開いている写真が少ない(笑)
「お腹がすいて、泣いている写真よりは良いか」と思いつつ、笑顔の写真も欲しかったなと。
赤ちゃんの撮影は難しいですね。
写真撮影を先にするもう1つのメリットは、午前中の場合、早い時間の方が参拝客が少ないです。
せっかくなら神社内のベストスポットでゆっくりと写真を撮影したいですよね。
他の参拝者が映りこむことを気にせず撮影できるので、早い時間から撮影できるかカメラマンさんに確認してみましょう!
終わりに:赤ちゃんと過ごす最初の屋外イベントを残しましょう!
この記事では、お宮参りの基本やパパママがしておきたい準備、そして京都・下鴨神社でお宮参りするときのオススメ撮影スポットをご紹介しました。
産まれてきた赤ちゃんとの初めての屋外イベント、素敵な思い出が残ると良いですね!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
これからお宮参りに行くご家族が良い天気に恵まれますように!
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