関越道で行くスキー場|IC近く、50コース以上

旅行・アクティビティ

関西で木枯らしが吹いて今年もいよいよ冬がやってきますね。

ウィンタースポーツの代表格と言えば、スキーやスノーボードを思い浮かべる人も多いと思います。

私も20年以上スキーしていますが、毎年11月に入るころには、「今年はどこのスキー場に行こうかな~」と考え始めます。

この記事ではこれまでに行ったスキー場の中から、特にリピートしたいと思えるスキー場をご紹介します!

私は東京住まいなので、比較的移動時間が短い関越道にスポットを当てていきますよ~

ご紹介するスキー場は関越自動車道でアクセス

関越自動車道は東京の練馬ICから新潟県の長岡JCTを結ぶ高速道路です。

群馬県から新潟県にかけて、ICからアクセスできるスキー場が多数あるので、冬場はスキーやスノーボードを乗せた車をたくさん見かけますね。

関越道で雪質の良いスキー場を探すならば、個人的には沼田ICよりも北側へ行った方が良いと思います。

関越道沿いに良いスキー場が多いワケは冬の季節風

いきなりですが、理科の時間です!

なぜ関越道沿いに雪質の良いスキー場が多いかと言うと、冬の季節風が影響しています。

冬場は日本列島に対して西高東低、つまり日本海側に高気圧があって、東側に低気圧がある状態の日が多くなります。

風は気圧が高い方から低い方へ吹くので、新潟県側から群馬を含む関東側(太平洋側)に向けて風が吹きます。

日本海で蒸発した水分が雲を作り、風に吹かれていくと新潟と群馬の間にある2,000mを超える山々にぶつかります。

ここで気温が大きく下がって雪が降るのが、新潟や群馬で雪が多いと言われる理由です。

特に日本海側から強く風が吹くと、山間部で強く雪が降るので、スキーやスノーボードを楽しみにしている人からすると雪質の良い状態ができます!

言葉でたくさん説明しましたが、新潟地方気象台のHPに詳しい図や説明がありますので、もっと詳しく仕組みが知りたくなった人は以下のリンクより飛んでみてください。

オススメ①:川場スキー場

はじめにご紹介するのは、川場スキー場です。

関越道の沼田ICから車で約25分という近さ、公式サイトでも「沼田ICから最も近いスキー場」と紹介されているほどです!

大きな立体駐車場に車を停めてエレベータでゲレンデへ行けるコンパクトな作りなので、板をかついで歩く距離が比較的短くて助かりますね~

歩く距離をもっと縮めたい!という人には、公式サイトから駐車場の予約もできるようなのでチェックしてみてくださいね。

川場スキー場のゲレンデには全部で10コースあります。

コース数最長コース距離
初級22,000m
中級41,850m
上級41,350m
川場スキー場のコースレベルと距離まとめ

初級コースが2本しかありませんが、注目はその距離。コース数が10本のスキー場の中ではかなり長いコースに入ると思います。

理由は山頂から一番下まで滑ることのできる初級コースが作ってあることです。

山頂近くは中級以上のコースしか作っていないスキー場も多いので、眺めも一緒に楽しめます。ゲレンデの途中にフォトスポットの看板があるので、ぜひ撮ってみましょう~

ソリ用のミニゲレンデも用意されているので、子どもと行く初ゲレンデにもオススメですよー!

2021-2022シーズンは、スキー用具(スキー板、ブーツ、ストック)、スノーボード用具(スノーボード、ブーツ)とも大人5,000円で1日レンタルが可能です。さらに詳細は公式サイトでご覧ください!

オススメ②:苗場スキー場

2か所目は苗場スキー場です。

関越道の月夜野ICから一般道で1時間ほどのスキー場です。三国峠というカーブが続く山道を越えるので、時期によっては冬用タイヤやチェーンが必須となるので天気予報を確認しながら行きましょう。

西武グループが運営する苗場プリンスホテルの正面にゲレンデが広がっており、その広さは圧巻です!

ゲレンデ正面から。コース幅も広くて安心!
コース数最長コース距離
初級101,078m
中級62,387m
上級81,519m
苗場スキー場のコースレベルと距離まとめ

全部で24本のコースが用意されており、初級コースも10本以上あるので、初めてスキーやスノーボードにチャレンジ!という人も飽きずに楽しむことができます。

また、スキー大回転のワールドカップにも使用された上級コースが整備されているので、何度も来ている人にとってもやりがいのあるコースで、レベルが違うメンバどうしでもみんなで遊びに行って楽しめるスキー場です。

苗場スキー場山頂は天気がいいとフォトスポットに!

さらに苗場スキー場のすごいところは、隣の山のスキー場ともつながっていること。

ドラゴンドラというゴンドラを使えば約20分ほどで、隣のかぐらスキー場へ行けてしまうのです!

コース数最長コース距離
初級123,362m
中級141,512m
上級6661m
かぐらスキー場のコースレベルと距離まとめ

かぐらスキー場は総コース数は32!両方のスキー場を合わせると、約60コースを楽しむことができる一大スキーリゾートとなっています。

1日ではとても回り切れないので、1~2泊して全コース踏破にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。私もかつてチャレンジしましたが、3日で40コースくらいが限界でした。。。

苗場スキー場でスキー/スノーボード用具をレンタルする場合、スキーセット(スキー板、ブーツ、ストック)またはスノーボードセット(スノーボード、ブーツ)で大人1日5,500円となっています。

レンタル時の注意点は、苗場プリンスホテルに宿泊している場合と、日帰り利用の場合とでレンタルを申し込む場所が違います。

日帰り利用の場合は、日帰りスキーセンターN・プラトーか、南ゲートにあるレンタルを利用しましょう。

スキー場付近の他の宿に泊まっている場合も日帰り利用としてレンタルを申し込みましょう!

オススメ③:上越国際スキー場

最後にご紹介するのは、上越国際スキー場です。

今回ご紹介する中では東京から最も遠い関越道の塩沢石打ICが最寄りで、ICから15分ほど一般道を走ります。

スキー場の目の前にJR上越線の「上越国際スキー場」駅があるので、日帰りで板をレンタルで考えている人は電車でアクセスもオススメです。

コース数最長コース距離
初級56,000m
中級131,200m
上級42,000m
上越国際スキー場のコースレベルと距離まとめ

上越国際スキー場は全部で22コースで、中級コースが一番多く用意されています。

一般的なスキー場は一つの山の片側の斜面だけを使ってスキー場を作りますが、上越国際では山の両側の斜面や他の山の斜面も使っているので少しリフトの利用が複雑になっています。

夕方になるとコース内の放送で、リフトの運転時間の案内が出るので、車を停めた駐車場に戻れなくならないように注意が必要です。

今回ご紹介した3つのスキー場の中では最も日本海側に近く、初めて行ったときは最も雪質が良いと感じたスキー場でした。

一方で、暖冬の影響で年末年始でも雨が降ったりと2回目以降は中々天候に恵まれないのも新潟側のスキー場にありがちなことだと思います。

天気予報をよく確認して、天候が悪そうなら苗場や川場に変更、というプランを立てるのも良いかもしれませんね。

上越国際スキー場に日帰りで行ってレンタル利用する場合、スキー3点セット(スキー板、ブーツ、ストック)またはスノーボード2点セット(スノーボード、ブーツ)で4,000円と、ここまでご紹介してきた2つのスキー場よりは安くなっています。

また、上越国際スキー場のレンタルでは、フランスの有名スポーツメーカー「サロモン」のシーズン最新モデルを使えるのが魅力です。

「新しい板の買い替えで迷っている・・・」という中上級プレーヤーの人には、雪質のよい上越国際で最新モデルを試すことができるので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

スキー用品を買うならまずはスキーウェアだけという選択肢も

ここまでご覧になって、今度の冬はスキーに行きたい!と思っていただける人がいれば、嬉しいです。

スキーやスノーボードは、板や靴、靴を固定するビンディングなど、全部まとめて買い揃えようと思うと数万円台の出費になってしまうと思います。

「まずはやってみようかな~」という場合は、スキーウェアだけ買うという選択肢も良いかもしれません。

たとえばアイスピークの以下のようなスキーウェアのジャケットなら、裏地がボア加工で冬場のおでかけやアウトドアでも使いまわせます。

ネットショップではスキーウェアは上下別に購入することができるので、

  • ジャケット  → おでかけやアウトドアにも着まわせるデザイン重視
  • スキーパンツ → スキー専用としてコスパ重視

という買い方にすれば、ジャケットには機能性の多いアウター選びと思ってお金をかけるプランもありますね。

私は道具を揃える時はスポーツゼビオ系列のショップに揃えています。スキー・スノーボードなどウィンタースポーツであれば、Victoria Surf&Snowで取り扱っているのでオンラインストアを眺めてみるのはいかがでしょうか。

Victoriaのポイントは共通なので、同じ系列で登山用品を扱うエルブレスや、ゴルフならVictria Golfなどでオンライン購入した時のポイントを共通で使うことができますよ!

もちろん、板やビンディング、靴など、一式購入できるので、今年はウィンタースポーツに奮発したい!という方も

まとめ:ウィンタースポーツに向けて道具と行先の準備を始めようー!

この記事では関越道で行けるスキー場の中から、特にリピートしたくなるゲレンデを3つご紹介しました。

冬は寒くて家にこもりがちですが、冬しかできないウィンタースポーツを楽しむ絶好の機会です。

友達と行くなら、コースのバリエーションの多い苗場や上越国際、子どもと初ゲレンデに行くなら川場スキー場、などみなさんが一緒に行きたい人たちを思い浮かべながら、ぜひゲレンデ探しを楽しんでくださいねー!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました